今回は、「習慣化の学校」の『自分を整えるプログラム』を受講された50代会社員・リョウさんにインタビューしました。
「やりたいことがあっても、決断できない」「家族との時間を大切にしたいのに後回しにしてしまう」——そんな悩みを抱えていたリョウさんが、どのように“決断力”を手に入れたのか、その軌跡を伺いました。
仕事に偏った日々〜家族との時間が減ることへのもやもや〜
ーー受講前はどんな悩みを抱えていましたか?
仕事に追われる日々の中で、気づけば家族との時間が後回しになっていました。「やりたい」と思うことがあっても、なかなか決断できず、先延ばしにしてしまうんです。
「本当に大切にしたいのは家族や自分の時間だ」とわかっていながら、行動に移せない。そんな自分に苛立ちを感じていました。この「決められない自分」を変えたくて、『自分を整えるプログラム』への参加を決めました。
ーープログラムの中で印象に残った学びを教えてください。
大きな気づきがあったのは、次の3つのワークです。
まず、ABCDEワークでは、「決断できないのはリスクのせいではなく、自分の思い込みだった」と実感しました。「失敗したらどうしよう」と考えすぎて行動を止めていたのは、実は“習慣化された不安”だったんです。
次に、バイロン・ケイティーワーク。これは「本当にそう?」と自分に問い直すワークで、長年信じてきた「自分は決断力がない」という思い込みを手放すことができました。講師との対話の中で気づいた瞬間は、今でも強く印象に残っています。
そして、言語化の力。これまで漠然としていた「やりたいこと」が、言葉にすることで「これはやるべきことだ」という確信に変わりました。仲間との会話の中で、ずっと目の前にあった答えに気づけたんです。
やってみたら変わった!家族との時間を自分で取り戻した
ーー実際に行動に移してみて、どんな変化がありましたか?
講座のあと、「まずやってみよう」と思えるようになったんです。その結果、家族との時間を意識的に増やせるようになりました。
たとえば、妻と過ごす時間をもっと大切にしたくて、休日にイベントを計画したり、ずっと迷っていた「二泊三日の夫婦旅行」をついに実行したり。
仕事が忙しい時期でしたが、「決める」「動く」という習慣を身につけたおかげで、迷わず実行に移せました。
家庭も仕事も大切にする!これからの自分が描く3つの行動
ーー学びの環境についてはどう感じましたか?
本当に安心して参加できる場でした。講師は、間違った認識をどう修正すればいいかを丁寧にサポートしてくれましたし、普段関わらないタイプの人と話すことで、新しい視点がどんどん広がっていきました。
こんなに短期間で「自己開示しやすく、ストレスの少ない場」に出会えたのは初めてだったかもしれません。
ーー今後の目標やビジョンを教えてください。
講座で得た学びをもとに、これからは以下の3つを意識して行動していきたいです。
- 仕事面では、何でも一人で抱え込まず、周りを頼ってチームで動くこと。
- 家庭では、家族との時間を優先し、「やりたかったこと」を先延ばしにしないこと。
- そして自分自身では、ネガティブな思考に振り回されず、新しいことに挑戦する姿勢を持ち続けたいと思っています。
編集後記
「決められない自分」にモヤモヤしていたリョウさんが、今では“自分で決めて動ける”人に変化。
迷っている時間が行動に変わったことで、家族との関係にも変化が生まれました。思い込みを手放し、環境の力を借りて一歩を踏み出す――そのリアルな体験は、同じように迷いを抱える人への大きなヒントになるはずです。